Smalltalk in the class

今日は凄まじ雨の日だった。

授業のあと美容院の予約をしたり掃除をしたりしたリラックスした日だった。S氏は妹のいる街にでかけた。

クラスにはボスニア・ヘルツェゴビナ、リビア、台湾出身の学生がいる。先日はパレスチナの学生が体験レッスンに来ていた。

今日のSmalltalkではそれぞれの国の情勢について話していた。ボスニア・ヘルツェゴビナには大統領が3人いる。リビアは東西に分かれて争っている。台湾では大した政策のない候補者がOne China policyを謳っている。

戦争のない日本は何も問題がないように見えるかもしれないが、実際は真綿で首を絞められるような息苦しさを感じる社会である。報道の自由は制限され政治と経済の結びつきが強く弱者切り捨ての構造が長い間強化されている。女が一度声を上げると袋叩きにあう。沖縄の米軍基地問題は無視されている。まさに構造的暴力に満ちている。

私は終戦記念の日にドイツ人と結婚するのたが、何かの縁を感じずにいられない。

Pudding

今日は朝方19度まで冷えたが14時頃には30度近くまで上がった。放射冷却かしら…

語学学校に行くと人なつこい韓国人の友人が現在彼がとっているクラスについて教えてくれた。テスト対策のクラスでクラスメイトも少なくpracticalとのこと。教科書が大して役に立たないとわかりつつあるのでクラスを切り替えようかとも思ったがあと2週間様子見でもいいかもしれない。

結婚式まで1週間で髪を切りに行くだとかマツエクを調べなくてはとかカードを用意したほうがいいのではとかぎりっぎりになってなにも用意していないことに対して(本当に何一つ用意していない、何一つだ)やや焦りが生じ始めている。しかし今日はCVとカバーレターを書いてapplyしたら1日終わってしまった。今は腹が減ったので鍋でごそごそとプリンを作っている。

明日はS氏がFreiburgまで出かけて帰ってこないので上記の細かいことを進めなければならない。

飲み歩きマンハイム

昨日はS氏の友人カップルがこの街までやった来たので一緒に食事をすることになった。以前S氏の友人と会った時にひたすらドイツ語で話されてしまいすっかりコミュニケーションをとる気持ちがなえてしまっていたが、今回はずっと英語で話してくれたので楽だった。すまんな。向上心のない学習者で。

この友人カップルは男(ドイツ出身)女(モロッコ)出身で、結婚するためにはモロッコの法に従い男性がconvertしなければならないので結婚はどうするんだろうねとS氏と話していたが、弁護士を雇ってなんとかするらしい。結婚に宗教からむ(イスラム法が国の法を定めているなど)国はなにかと面倒が多い。信仰している分にはいいがこの女性側はかなり世俗的で「宗教?は?」というような宗教観のためこの法体制を歓迎していない。

昨日話を聞いていて面白かったのは人はパートナーの出身地の政治情勢にくわしくなっていくということ。わたしのパートナーはアジア好きだし日本に留学に来たこともあるので中韓日本の関係や歴史について詳しい。同様に昨日会ったS氏の友人もアラブ諸国の関係に結構詳しかった。とはいえヨーロッパの人は地理的な事情で一般的に日本人よりはアラブに詳しい印象がある。

ドイツに来てからずっと無職なので今まで飲みに出かけることは一度もなかったが、昨日は23時半までふらふらした。日本だったらその後大阪から奈良まで電車に乗って駅から25分また歩いて…というのを考えると町の中心に住んでいるというのはとても飲みに行くのに都合がいいと思った。

Record breaking heat in Europe in 2019

わたしは日本の夏を憎んでいる。意味もなく暑い。実家は駅まで25分歩かねばならない。その過程で化粧は全て溶け服は汗で台無しになり駅で電車を待つ間に息苦しい湿気で体力が削られていく。こんな場所に住むなんて正気の沙汰ではない。奈良盆地で生きるためにはエアコンがないと命の保証がない。

そのような環境で育ち、なおかつ2018年には熱中症で全国的に百人近くの人々が亡くなるというような日本出身なのでヨーロッパの一般家庭に冷房設備がないということに気がついたときは衝撃だった。

逆に日本のわたしの寮と実家に泊まったことのある恋人氏はなぜあんなに寒いのか疑問であるようだった。これに対してわたしはいい答えを持っていない。例えばサマーウォーズに出てくる昔ながらの家、ありえないほどに冬場は寒そうである。夏場の風通しを優先した結果冬がおざなりになったのだろうか。では秋田の家はどうか。豪雪地帯だし家の中は暖かいのかと言われるとそうでもなかった。寮の窓の結露は凍って張り付いたカーテンまで凍っていた。グリーンツーリズムがさかんな秋田で現地のNPOでバイトしていたわたしは何軒かの地元のお家に止まることもあったがのきなみ寒かった。建材の問題なのかとも思う。

ところで今年はフランスとドイツで40度を超えるなど歴史的な暑さとなった。わたしは寒さに耐性があるが暑さに全く耐性がない。恋人氏などどちらにもない。気温が37度にまで上がるのは午後2時近くから。その時間帯から我々はただ生産性のない人間と成り果てた。当然暑すぎて寝られなかった。

エアコンを探すと室外機の設置なしでも稼働するものがあるらしい。昨晩までわたしは血眼でそれらを探していたが、喉元過ぎればでもう買う気を失っている。まだ8月にもなっていないが35度を超えるような真夏日が3日続いただけで死にかけの蛸のような有様だったのに。

About marriage: the 8th of May

結婚具備証明書について地元の町役場に問合せしたところ委任状さえあれば戸籍謄本もいらないような雰囲気である。ひとまず近所まで出向けばいいようなので安心した。

私はデンマークで結婚したあとドイツで申請してから日本で申請なのででんまーくだけではなくドイツのことも考えて申請しなければならず面倒である。もうすべてが面倒。どこの体験者の情報も実際機関に問い合わせると異なってくるのであてにできない。

Kontactiva@Darmstadt

めちゃくちゃ疲れた。マンハイムからハイデルベルクに行く段階で電車の種類を間違えDarmstadtから会場に行くバスを間違え結局石畳をヒールで往復一時間歩くという苦行に。なんにせよ先にVISAの話を進めないといけないな。