飲み歩きマンハイム

昨日はS氏の友人カップルがこの街までやった来たので一緒に食事をすることになった。以前S氏の友人と会った時にひたすらドイツ語で話されてしまいすっかりコミュニケーションをとる気持ちがなえてしまっていたが、今回はずっと英語で話してくれたので楽だった。すまんな。向上心のない学習者で。

この友人カップルは男(ドイツ出身)女(モロッコ)出身で、結婚するためにはモロッコの法に従い男性がconvertしなければならないので結婚はどうするんだろうねとS氏と話していたが、弁護士を雇ってなんとかするらしい。結婚に宗教からむ(イスラム法が国の法を定めているなど)国はなにかと面倒が多い。信仰している分にはいいがこの女性側はかなり世俗的で「宗教?は?」というような宗教観のためこの法体制を歓迎していない。

昨日話を聞いていて面白かったのは人はパートナーの出身地の政治情勢にくわしくなっていくということ。わたしのパートナーはアジア好きだし日本に留学に来たこともあるので中韓日本の関係や歴史について詳しい。同様に昨日会ったS氏の友人もアラブ諸国の関係に結構詳しかった。とはいえヨーロッパの人は地理的な事情で一般的に日本人よりはアラブに詳しい印象がある。

ドイツに来てからずっと無職なので今まで飲みに出かけることは一度もなかったが、昨日は23時半までふらふらした。日本だったらその後大阪から奈良まで電車に乗って駅から25分また歩いて…というのを考えると町の中心に住んでいるというのはとても飲みに行くのに都合がいいと思った。