Kuršių Nerija and Kuršių Marių

9月、まだうっすらと夏の名残を感じさせていたリトアニア。私はクライペダ(Klaipėda)を訪れた。クライペダ自体は美しい、逆にこれと言って特徴のない場所なのだが、私は妙なものを見つけたのだ。

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というより、Googlemapを拡大したら、妙な場所にいることに気が付いたのだ。

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なにこれ

半島かしら、と思った。でも半島って能登半島とか男鹿半島とか紀伊半島とか、もうちょっとささやかじゃない?これは半島なのか。そもそもどうやってできたのか、作ったのか。自然のものなのか。

一緒に行ったフィンランド人とチェコ人、恋人のドイツ人、いろんな人に聞いては見たがわからず。リトアニア人に聞くのが一番早いのでは、と思われるかもしれないがリトアニアにいるにもかかわらずリトアニア人の知り合いがほとんどいないのである。

が、そんなもやもやとした日々との別れは突然であった。

昨日いつも通り日本語学習のサポートに出かけたところ、学習者の一人がクライペダに行ってヨットを楽しんだというではないか!今しか聞く機会はないといそいそとIpadを取り出し「これは何ですか?」と尋ねたところ、世界自然遺産にもなっている自然の半島だそうだ。

クルシュネリヤ半島(Kuršių Nerija)の、内海のことをクルシュマーリョス(Kuršių marių)というそうである。マーリョスは内海という意味。Googlemapに普通に表示されてた!

クライペダは琥珀が有名なので琥珀美術館にも足を運んだ。Vilniusのいたるところで琥珀が売られているのだが、クライペダが産地だからなのですね。

ちなみにクルシュネリヤに行ったのはSea Museumがあったから。イルカのショーが人気とだけあってなかなか楽しめる。120%くらい楽しんだ。市内からバスで行けるのだが、バスごと船に乗るので乗船前に一度船代を払わなければならない。学生料金だと格安。日本へのポストカードの切手代より安い。帰りの船も(たぶん)そのままそのチケットが使えるのでとっておこう。